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ニコエルメイデン第1ドール

このブログでも度々登場する、このドール。
言わずもがな、我らが妖精帝國 終身独裁官であらせられる、ゆい様を模したドールであります。

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このゆい様ドール(一応設定的にはゆい様が好きすぎてゆい様になりたいと思っている妖精さんという設定)、もちろん、衣装、ボディ、ヘッド全てが自作です。
ツイッターの方では紹介いたしましたが、せっかくなのでこちらでも制作過程など載せようと思います。
というか確かこのサイトのカテゴリーに球体関節人形と入れてしまってたような…(詐欺になるじゃん)。


着手は2015年の1月ごろ。
人生で一度は球体関節人形を作ってみたい、と思い、物は試しと思い切ってやってみることに。
こちらのサイトを見ながら、制作を進めていました。

まずは芯材作り。
新聞紙をラップでくるみ、その上から紙粘土を盛って、設計図と合わせながら芯材を作っていきます。

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芯材がでかすぎたので作り直したりとか結構した。
ラップはコンロの火で軽く炙って紙粘土と密着させる。
この上から石粉粘土を盛って芯材取り出せば中が空洞になるというわけです。


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↑石粉粘土を盛って乾いたので半分に割って芯材取り出したとこ。
ちなみに石粉粘土は「ファンド」です。
ファンドはフィギュア作りのイメージの方が強く、だいたいの球体関節人形制作マンはラドールを使っているようです。
ファンドのキメの細かさが好きなんですよね。やすっても毛羽立たない。
切削性もいいし。

ひたすら粘土を盛って形を作っていきます。

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これはいいおみあし。
腕と脚は芯材入ったままですが…。

胴体を……。

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三分割。
ここも分割して球入れて動くようにしてみたい、と思い初心者なのに無謀にも胴体分割にチャレンジ。

頭も芯材入れてその上から粘土を盛って形にしていきます。

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これがものすごい地獄の作業。
永遠に終わらない修正。
ちなみにこの通り、サイズ感はかなり小さいです。
なかなか思い通りの顔にならなくて悩む。
ドールアイを入れるために目を彫ってる。
これが2月ごろ。

頭を割って芯材取り出し。
ホラーです…。
各関節に球を入れました。

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関節の溝を彫ると凄く球体関節人形感出てわくわくした。

ドールアイも作ってみた。
粘土で作った半球に、瞳の大きさで丸く彫り込んでアクリル絵具で着色してUVレジン盛った。

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頭にはめてみる。

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ツリ目すぎ?
アイの色も意外と暗くて思い通りではなかったのでこれは作り直し。


パーツそろったしひとまず仮組み。

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実際動かしてみると凄く面白い。
ちゃんと自立したことにちょっと感動した。
動いたし、これでいってみよう、ということで、ここから細かな修正と磨きの作業。


やすりがけで傷はだいたい無くなったので塗装の工程へ。
これが2月の中旬ごろ。

ぜひこれを塗装で使いたい、と取り出したのは、かつて美術部員であった時の七つ道具。

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胡粉を乳鉢に入れてすり潰して膠で溶いて……懐かしさに心が躍る。
塗膜の強化に更に木工用ボンドを入れて、まず細かい傷埋めのために胡粉を全パーツにひと塗り。

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胡粉が乾燥したら軽くやすりで整えて、今度は先ほどの胡粉に青の絵具を入れたものを重ね塗り。

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下地に青を塗ることで透明感のある肌を目指したかった。
各パーツは竹串に刺して、ペン立てに紙粘土を入れたものにつっこんで乾燥させてます。

透明感を出す&塗膜強化のためのこの塗装方が仇と為した……。

2月の下旬。
まだまだ重ね塗り中でしたが、異変が。

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肌色にすべく、塗り重ねていきますが、なんかぽろぽろと剥がれる……。
これは肌色の絵具に胡粉混ぜすぎて粉っぽくなりすぎているからか?
それとも塗膜がつるつるすぎてもう上に塗料が乗らないのか?
絵具の配分など調整してみましたがもうどうにもお手上げ……。
塗膜が滑らかすぎて弾くのかなんなのか……。

というわけで、完全にどん詰まり状態となり、制作開始からわずか一カ月である2015年の2月下旬から時は止まってしまった………。


。*:﹢◊*゚。 。*:﹢◊*゚。時は流れ 。*:﹢◊*゚。 。*:﹢◊*゚。 。


2016年5月。
第八回式典も終わり、なんとなく訪れるライブロスの虚無感。
それを振り払うため、そうだ、ドールに手をつけてみようかな、と思い立ちました。
まずは全パーツ、前の塗装を全てやすりで削り落とすところから。
すごく面倒ですが、式典ロスであるために気が紛れて良いものです。

そして、せっかくなら、と顔の調整を再度見直してみることに。

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鉛筆でアイラインなど描きながら修正していきます。
アイも作り直し。
完全には塗膜が落としきれなくて斑ら模様……。


目は少し大きめに、デフォルメ感を出して人形らしさを重視することにしました。
アイも明るめの色に。まだレジンは流していません。

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スマホで写真撮って加工アプリで上から描き足してバランスを見る、という方法を取りました。
これもこれでなかなか修羅の道なんですよね…。

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修羅の道。
撮る角度や光の加減ですごく出来が左右される…もうなにが正解なのかわからないよ……。

頭が小さすぎて、このままだと髪貼った時にぺしゃぺしゃになりそうなので修正。

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顔のラインとかも気になりだす。
ドールアイにレジン流しました。
ネイル用のオーロラホログラム入れてみた。
レジンを三層くらいに分けてちょっとずつホログラム入れて固めて、またレジン流してホロ入れて固めて、みたいな感じ。
これがすごく大成功でめちゃくちゃ綺麗なドールアイになりましたよ。


修正を繰り返すうちに新しく粘土を盛った白い部分と、斑らの下地の部分とでちょっとよく分からなくなってきたので、サーフェイサーの代わりに青下地を塗りだしました。

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ちょっと仮組み。
一色だと分かりやすいですね。
下地にはジェルメディウムなど入れてみました。

そして一年前に躓いた塗装へリベンジ。

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今回は、

・アクリル絵具(超微量。赤と黄色)
・胡粉(濃いめのミルク?練乳?くらいの濃度)
・膠(胡粉を練るために使う。使いすぎると失敗してしまった。)
・ボンド(多すぎるとだめ)
・アクリルメディウム(ボンドと同じか少し多目。蝋のような質感に)

という配合。
メディウムいれるとすべすべ滑らかな蝋の肌になるのが面白かったですね。

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少し下地の青が透ける程度でやめておきます。
明らかに死んでる色なのでもっと塗り重ねたくなる気持ちはありますが、あまりやると透明感のないペタっとした肌になりそうなのでやめます。

パステルをスポンジやすりに擦り付けて粉にして、シャドウチップでメイクをしていきます。

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アイラインはアクリル絵具で。
パステルもアクリル絵具も、薄い色から徐々に濃くしていきます。
パステルは重ねても乗りにくくなるので、こまめにパーツに艶消しトップコートスプレーを吹いてノリが良くなるように&擦れても落ちないようにしていく必要がありますね。
艶消し吹いてメイクをセーブする感じ。


アイホールの裏からつけまつげを入れてみました。

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まつげがあることで少し目が暗くなってしまった感じ…。
まつげが入っても暗くならないように少し削る必要あり。
だいぶドールぽくなりました。

あとは各関節の受けの部分に布を貼る、細かなメイクの修正など。

髪を貼ります。

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ドルフィーの植毛ヘアをまさかの貼りつけていくやつ……。
少しずつ束を作って切って、クリアファイルにボンドで貼り付け。
それが乾いたら少しずつ、間隔など見てもさっとしすぎないようにヘッドに貼っていきます。
頭のてっぺんのつむじ部分はヘッドに穴を開けて、まとめた毛束をつっこんで固定。
赤メッシュもつむじにつっこんでおきました。
赤メッシュは人間用のやつ。


毛が落ち着くまでラップを巻いて固定します。

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前髪が長いので切ってみると、ぴょこん!と跳ねてしまいました。
そこで、紙を巻いて前髪をしばらく固定させておくことに。

ちなみに、さらっともう人形が組み上がっておりますが、この組む作業がめちゃくちゃ大変でしたよ。
なんせ完成品25cmのドールですし、ゴムを通すのがめちゃくちゃ神経使う。
組むのだけで相当疲れた。

衣装も作ります。

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パニエ兼ドロワーズのような下着。

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ビスチェとアームカバー。

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網オーバーニー。
網はお団子ネット。

ああもう可愛い。
組み上がるまで少し不安でしたが、可愛く仕上がって、頑張った甲斐もありすぎました。

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まだちょっと髪が浮いていますが……。
このあと前開きのロングスカートとミニハットも作成。

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かわゆしかな。
無限に撮影が捗る。
鏡の中のゆい様はDISORDERとかmischievous of aliceのようで好きなんですよ。20171108040712e2b.jpg

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可愛いのはいいけど靴を履かせなきゃ……。
そしてこれは仮衣装だしね……。

ということで、本衣装の制作を開始。
以下ダイジェスト。
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そう、これはSHADOW CORPS[E]!
どうしてもこの軍服を着せたかった!
形になってよかった。

そして大阪のドールイベントでブーツや小物などもゲット。20171108041633ad5.jpg
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サイズが合う靴が無くて、ブーツならオーバーサイズでも履けるのでよかった。
黒い紐を赤いリボンに取り替えました。
PAX VESANIAっぽい帽子も可愛い。

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というわけで、ニコエルメイデン第1ドールはこのようにしてできあがったのでした。

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ちなみに第2ドール制作中!
続報を待て!





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